森山社の木遣奉行は、神輿と同じく第四十回の行会祭の際(平成8年)に復活しました。
森山社伝承文化推進保存会の石渡清吉氏(当時)のご尽力により、金沢州崎木遣保存会の長島治三郎氏(故人)が師匠として出向していただき、半年に渡る特訓を重ねて復活させた木遣奉行です。
以来、22年間森山社の例祭には欠かせぬ存在となり、御神輿の先導役として祭礼に花を添えています。当保存会は、森山社の祭礼に参加するばかりでなく、最近では葉山小学校の音楽の授業にも取り上げられ、「ふるさとの音楽」として毎年5年生を対象に木遣の由来、歴史等を一緒に勉強しています。小さいときから地元に歌い継がれている伝承文化であります「木遣」に馴染んで頂き、ずっと歌い継がれていくことを願っています。
◆連絡先:小池 090-5764-5218